ゲンパロミア


あらすじ

 

 環境が悪い、世界が悪い、運命が悪すぎて失ったあの日のシリアス。

最悪に完結した失敗の人でなしどもに、パロディの再演を。
病いの消えたとある街で異形たちは日常の夢を見る。

 


かはり&ドナー

イメージカラー:ピンク

イメージテーマ:ゾンビ・人体実験

 

いつも元気が有り余っている少女。

日常的な場面で過度な天真爛漫が目立ち

周囲からも幼い存在として扱われがち。

周囲にとにかく愛されて育ち、恩返しの気持ちからヒーロー願望がある。

 

血まみれかつ継ぎ接ぎの目立つ生肉色の

不定形存在。

全身にミイラの様にところどころ包帯が

巻かれており、目元は穴が開いている。

大きさや形状は肉肌は変わらずとも可変であり

ぬいぐるみほどのサイズから巨人の様に

また体のどこからでも人の様な腕や目を生やす

ことが出来る。

 

本領は彼の首元から繋がる点滴の様な医療器具であり、体内のブラックボックスな体調不良なら

大体解消させられる。

声は歪だが何故かかはりにのみ普通に

聞き取れる。

 

どこかの世界でかはりにあたる存在を

延命するための歪んだ人体実験から生まれ、

盲目の彼女を閉鎖病棟で支えていた。

しかし彼の延命機能は常にかはり以外の全てを

少しずつ蝕むため、いつの間にか病棟は

生きたまま死んだ人々が溢れていった。

そこに突入した治安維持部隊に必死で

抵抗を試みたが、あっけなく彼女は撃たれた。

かはりが健康に、長く、普通の子として

青空の元で生きることを望んでいる。

 


ういか&ディティスト

イメージカラー:イエロー

イメージテーマ:民俗呪物

 

礼儀正しく品行方正な過度に清楚な少女。

いつも人を思いやる反面自分への興味が

あまりなく、いつも親の背中を追いかけている。

家が飲食店で料理が得意。

 

民俗宗教を彷彿とさせる常に浮遊する頭部像。

開いた上部には黄色の炎が常に流れ出ている。

常に重々しく上位存在の様な軽蔑を伴う

口調だが、彼の真の思考とは齟齬がある。

 

本来は部族間の抗争で使われていた自由意識無き呪術改造兵器であり、管理者に命令されることで集落規模の戦争において圧倒的な力を以て

非人道的破壊行為を行わされていた。

 

どこかの世界でういかにあたる存在に

心を癒す美術品として愛されていた。

ディティストが兵器利用されるために

ここに置かれていると知った彼女は

懸命に調べた文献を頼りに自分の命を犠牲に

その一部、封印されていた彼の意思を解放した。

これにより自らの力を他者に命令されずとも

雑なレベルでは扱えるようになった。

ういかに幸福をもたらす存在になることを望む。

 


ゆうき&GaB

イメージカラー:ライトブルー

イメージテーマ:ディストピアSF

 

自分の欲を何よりも優先する少女。

努力家だが自分を過剰評価することも多々。

配信者のお兄ちゃんが大好き。

好きなもの以外への口が悪くテクニカルな暴力を男性にもためらわない。

 

タブレットPCの様な形状のロボではなくメカ。

しかし実情はかつて人を捕食していた

機械寄生生物が刑罰で加工されたものであり

その攻撃的口調や性格には野生が由来する。

 

ほぼ全ての機械に物理的接続が可能であり

自分にとって利便な姿に物理法則を無視して

改造し武装したりリデザインする。

個機的には乗り物が一番性が合うらしい。

 

どこかの世界でゆうきにあたる存在が

失踪した兄を探すことを真の独断目的とした

保安官であった際に元犯罪生物が

支給される制度があり、乗り物に利用していた。

彼女とは以前より力を合意なく貸しつつ嫌い合う

存在であったが自分に定義された解放の条件が

達成されないまま彼女は殺害された。

ゆうきを兄に会わせ自身の任務終了及び

解放を望む。

 


えい&シアエガ

イメージカラー:グリーン

イメージテーマ:クトゥルフ神話

 

特別愉快に楽しく生きたい女の子。

常に目が虚ろだが感情や趣向はかなり激しい。

趣味は映画鑑賞をメインとしたサブカルの消費。

信頼する人の前でだけふざけており、いつもは

おとなしい少女の猫を被っている。

適当な様で責任感が強く、問題解決に躍起になるあまりを自分に抱え込む傾向にある。

 

巨大な緑の単眼に無数の黒い触手が隙間もなく

絡められ常に蠢き膨張する冒涜的な神格存在。

その触腕は掴んだものを乱雑に引き裂き

手当たり次第に絞めて握り潰す。

 

通常時は無骨な青年・ラモンの体内で

休眠状態であり、邪悪さや禍々しさによる誘発

および彼が怒り・外傷を伴うと目を醒ます。

なおラモン自身にシアエガの意思は存在せず

強いていうなら彼は怪物の封印容器である。

彼自身は自分が正常な人間であると信じている。

 

どこかの世界でえいにあたる存在は

シアエガを讃えるふりをしながら封印を行う

教団において常に生贄の役割を担っていた。

シアエガは自らの分身である青年・ラモンを

利用し彼女を救わせることで封印の儀式を

破壊・顕現するが、自身より強い神格存在に怯え

助けを求めて追放された世界がこの場所だった。

要因はなく、本能として復讐と破壊を望む。



雑多イラストはまだ工事中 その内全部乗せます